こんにちは、子育てコーチの十河由紀です。
今日は親子のコミュニケーションのお話です。
あなたは、お子さんへどんな言葉をかけていますか?
「頑張ったね!」
「お母さん、嬉しいよ」
「大好き♡」
「お手伝いしてくれてありがとう」
「○○が好きなんだね」
など、お子さんのポジティブな部分に目を向けた言葉や愛情が伝わる言葉が多いでしょうか?
それとも、
「ダメじゃない!」
「また、忘れ物したの?!」
「まったく、ドジなんだから」
「早く○○して」
「勉強はやったの?」
などの指示や命令、お子さんを責める言葉が多いでしょうか?
こうやって、日頃自分がどんな言葉を使っているか
意識してみることってあまりないんじゃないかなーと思います。
たかが言葉、されど言葉。
普段何気なく使う言葉には、実はあなたの無意識にある想いや考えが現われているんです。
言葉を意識し始めてから気づいたこと
私は、NLP(神経言語プログラミング)でコミュニケーションの大切さを知り、使っている言葉を意識するようになりました。
実際に、一日を通してどんな言葉を子どもにかけたかな?と書き出してみたこともあります。
気がついたのは、子どもへ指示や命令、ネガティブな言葉をかけていたこと。
子どもが失敗した時に
「だからお母さんが言ったじゃない」
「気をつけないから失敗したんだよ」
と子どもを責める言葉を使っていました。
なんでこの言葉を使うんだろう?
その奥にあったのは
失敗した時には叱らないといけない
失敗はダメなこと
私は正しい
という思いこみ(信念=信じていること)でした。
そこから気づいたのは
- 元々は子どもの幸せを願う気持ちからの言葉だということ。
- でも、自分の正しさを認めさせたい私がいること
※そんな自分をダメだとの否定はしません - 失敗はダメな事ではなくて、次はこうしてみよう!との成功に近づくプロセスとも考えられること。
- 失敗を叱るやり方は、私の親から受け継いだこと
- 子どもの失敗を責める言葉を続けていたら、子どもは「自分はダメな子だ」と思うようになるということ。
失敗ではなく、次につながる言葉へ
口ぐせとは単に言葉の使い方の癖と思ってしまいますが、
こうやって見ていくと、自分の考え方の癖や思いこみが無意識に現れていることがわかります。
そして、使っている本人はそのことに気がついていないことが多いんです。
子どもへの親の言葉の影響はとても大きいです。
何気なく使っている言葉が、子どもが自分をどんな子だと思うか?にも影響してきます。
どんな言葉を使っているか、相手に何が伝わっているか、ぜひ意識しながら過ごしてみてください。
無理にポジティブな言葉を使えばよいという訳ではありませんが、日頃お子さんにどんな言葉をかけているかな?と意識してみてくださいね。
紙に書き出したり、携帯のメモを使うのもおススメです。
コメント欄や問い合わせから私へ気づいたことを送って頂いても嬉しいです。
※問い合わせリンクは一番下にあります。
私が代わりに使うようになった言葉は・・
ちなみに、私はこの後
子どもの失敗を責める言葉をある言葉に変えました。
代わりに使った言葉は
「本当はどうしたかったの?」
「じゃあ、次からはどうしたい?」
失敗ではなく、意識が未来へ向く魔法の言葉です。
この言葉を使うようになったら、
子どもが素直に
「本当はこうしたかったんだけど、うまくいかなかったんだ」
「次からはこうしてみるよ」
と自分で改善策を考えるようになりました。
親が思ってるよりも子どもは色々なことを考えられるし、親の関わり方で引き出すことができるんだなと気づきました。
ぜひ、試してみてくださいね。
ただ今、無料体験コーチングを受付中です。
ぜひ、あなたが気づいたことを教えてくださいね。