子どもから信頼される聴き方とは(2)

こんにちは。
子育てコーチの十河由紀です。

今日は、「子どもから信頼される聴き方とは(1)」の続きです。

なかなかできない「黙って聴く」

以前、こちらの記事で、「子どもの話を黙って聴く」をやってみましょう!とお伝えしました。
「子育てがうまくいかない時にまずやってみること」

「黙って聴く」をやってみた方は、どう感じましたか?

・黙ってることに耐えられず、ついアドバイスしてしまった
・たった5分ほどでも長く感じられた
・普段、どれだけ子どもの話をしっかり聴いていないかに気づいた
・子どもが嬉しそうに、いつもよりたくさん話してくれた
・こんな表情で話すんだな~と、しっかり子どもの顔を見ることができた
・難しかったけど、これから少しの時間でもやってみたい

等など、いろんな気づきや感想があったかと思います。

この聴き方、NLPの講座でやると分かるのですが
自分が黙って聴いてもらう立場になると

相手がしっかり聴いてくれてる
自分の話を受け取ってくれてる!
と感じ、

もっと話したい!となりますし
話し終えた後も満たされたような温かさが広がるのです。

しっかり聴いてもらうと満足する

 

 

私も「黙って聴く」なかなかできませんでした。

私もNLPを学ぶ前、

子どもの話を聴く時に
「親としてちゃんとしたことを伝えないと」
というふうに

聴きながらも、頭の中では子どもへの言葉を探していたり
子どもの話を急かして聴いて、自分の話を始めたり
気になる発言があると、つい「え!それどういうこと!?」と批判的になってしまったりしていました。

 

考えを伝えるには、順番が大切

もちろん、親としての考えを伝えることも必要ですよね。

これには順番があって

まず、子どもの話をしっかり聴いた後で
「お母さんはこう思うよ」と自分の考えを話すようにすると良いですよ。

いいですか?
聴いた後、が大事ですよ~。

こうすると、自分の話や気持ちを受け取ってもらったと満足しているので、親の言葉も耳に入りやすくなっています。

「聴く」という行為は、ただ話の内容を聴くだけではなくて

子どもの考えや思いをしっかり受け取っているよ
あなたのことを認めているよ
という親からのメッセージが伝わるのです。

だから、とても大切なのですね。

日ごろの何気ない会話が
親子の信頼関係を育んでいきます。

「子どもと会話がかみ合わないなあ」
「あまり話をしてくれなくなったなあ」
「子どもが言う事を聞かなくなったなあ」

そう思われる方はぜひ!「黙って聴く」を本気でやってみてくださいね!
効果ありますよ。

 

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