なかなか話さない子どもの話を聴くには?子どもの世界を知ろう

こんにちは。
子育ての悩みを親子で幸せになるきっかけに変える
NLP子育てコーチ十河由紀です。

今日は、私の体験を通して
子どもがなかなか話さない時
こんな方法がありますよとのお話です。

別室登校を始めた子ども

最近、子どもが自分から別室登校を始め
約2週間が経ちました。
(きっかけについてはまた次回)

学校での様子を
あまり話したがらないので
根ほり葉ほり聞き出そうとはせず

担任の先生からの話と
子どもがたまに話す内容で
様子を把握していました。


再登校し始めた頃は
時々教室へも行っていたのが

最近は全く行かなくなり、

疲れたのかな?
やっぱり居場所がないのでは?

様子が分からないだけに
親はネガティブな想像を
めぐらしてしまう事もありました。

ネガティブな想像

子どもが話しやすい機会を作る


家では、他の兄弟もいて
ゆっくり話が聴けないので

タイミングをみて
子どもと二人で外食をする
機会を作りました。

二人でのお出かけという
「特別感」のある状況に
笑顔が多く
普段より話す言葉が増えていることから

子どもの心がほぐれているのが
わかります。

子どもの話を聴く


「先生から聞いたんだけど
 最近教室にあまり行ってないんだって?」
と切り出しました。

すると、

「だって、教室は居心地が悪いんだもん」
との返事。

「そうかあ。
 居心地が悪いのかあ」
とバックトラッキングをし
(言葉を繰り返し)

居心地が悪いって
 例えば、どんな感じ?
 
 お母さん、よくわからないから
 教えてくれる?

すると、

「教室には行きたいんだけどさ、
 ○○なんだもん」

と、子どもがなぜ教室に行かないのか
理由を教えてくれました。

その内容は
私のネガティブな想像とは少し違い
「そんなことだったのね!」
と少し拍子抜けするようなものでした。
(深刻ではないという意味です)

そして、
行かないのには
この子なりの理由があるんだと
再確認できました。

ちなみに、私は
無理に教室へ行かせたいわけではなく

ただ、何か子どもが困っていることがあるなら、知っておきたいなという想いがあったわけです。

話を聴く


あれこれ想像をめぐらすよりも…


今回のことで改めて
子どもとのコミュニケーションの大切さを感じました。

子どもの事を心配する時に
親は、まず現状の困り事の原因を探します。

その際、
事実を確認するだけでなく
自分の持っている情報や
過去のできごとから

推理探偵のように
あれこれ想像をめぐらしがちです。

そして、この探偵の推理は
ネガティブなことが多く、
外れることも結構あります(^^;)

ネガティブな想像


やっぱり大切なのは…

子どもの話を聴くことです。

そのためには
普段から子どもが話をしたいと
思える関係性を創っておくのも必要ですが

子どもが話しやすい場を作るために

二人きりで子どもがリラックスして
話せる時間をセッティングしたり

子どもを説得するためではなく

子どもが話したことを

それってどういうことだろう?

この子の現状は?
心の世界は

今どんな風になっているのだろう?

ただシンプルに知ろうとすると
子どもも話してみようかな⁉という気持ちになります。

質問する時には

わからないから教えてほしい
との態度
もいいですね。

もちろん
無理強いはダメですが

あなたのことをとても心配している。
だから教えて欲しい、との
親の想いを真摯に伝えると
子どもの心が動くこともあります。

子どもの話を聴く

言葉にしていない親の想いや意図は
簡単に子どもに見抜かれます。

あなたのことを
ただ知りたいんだ、という
素直な気持ちで接してみてくださいね。

今困っているお母さんの
参考になれば嬉しいです。

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