反抗期の子どもに効いた!信頼を取り戻すコミュニケーションのコツ

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こんにちは。
子育てコーチの十河由紀です。

私には高校生の娘がいますが、小学校高学年から反抗期になりました。
何を言ってもいちいち口答えする、やらない、聞かないの態度に、ほとほと手を焼いた覚えがあります。

そこから、親子のコミュニケーションを改善するためにNLPを学びました。
学んだことを実践すると、みるみる娘との関係性に変化が‥!

しかも、割と簡単なことだったのです。
お子さんの反抗期で困っているお母さんにシェアしますね。
反抗期でなくても、とても役に立つ方法です。

反抗期、話を聴く

 

話を聴く

一番効果があったのは、基本中の基本「子どもの話を聴くこと」でした。

黙って聴くことの大切さは、以前「すぐできる!みるみる変わる!子育てがうまくいかない時のはじめの一歩」でお伝えしましたが、今回は「黙って聴く」の次のステップになります。
NLPの3つのテクニックを使って聴きました。

バックトラッキング

いわゆる「オウム返し」。子どもが言った言葉や語尾をそのまま返します。

「お母さん、学校で友達がこんな事して、みんなが笑ったんだよ」
「へえ、友達が?」「みんなが笑ったんだ」

「今日ね、英語の辞書忘れて困っちゃった」
「辞書?」「困っちゃったんだー」

 

こんな感じでポンポンと返します。
はじめは難しいかもしれませんが、あなたの感性で1個でも2個でも返すようにするとよいです。慣れると自然にできるようになりますよ。

また、「まとめて返す」という方法もあります。
子どもの話をある程度聴いてから、要約して伝え返します。
これは、子どもには「ママは話をちゃんと聴いてくれてるんだなー」と伝わります。

バックトラッキング

 

ミラーリング

鏡写しのように、子どものちょっとした動きや姿勢、表情をマネします。

例えば、子どもが話す時にビックリ顔で目を真ん丸にしてたら、あなたもビックリ顔で目を真ん丸にします。
身体を斜めに傾けていたら、私も傾ける(笑)
子どもは話しながら結構動くので、マネし甲斐があるかも!?

私は子どもが面白い顔をするのをマネしたら、「お母さん、下手~!」と二人で大笑いになったことも!

手をクルクル回していたら同じようにやり、お腹を触っていたら、あなたもお腹を触ります。鏡写しなので、手はお子さんと反対側になりますね。

ミラーリング

最初はえーーっ!?とぎこちなく感じるかもしれませんが、お子さんには「あなたと私は似ていますよ」と無意識に伝わるので、信頼関係が深まります。

慣れてくると、ちょっとした動きでさりげなくできるようになります。
ぜひ、ゲーム感覚で楽しんでやってみてくださいね。

【補足】
思春期の子やお子さんによっては、「マネされてる」と感じると「バカにしないで!」等と腹を立ててしまうこともあるかもしれません。
そんな時は「さりげなく、子どもにわからないように」がポイント。
例えば、右手を大きく振っていたら、右手の指をちょっとだけ動かすなど。
ちょっと高等テクニックですけどね(笑)
顔や姿勢の傾きや表情などのミラーリングはわりと取り組みやすいのではと思います。

ペーシング

子どものペースに合わせる、つまり、声のトーンや大きさ、テンションなど、言葉以外のものを合わせていきます。

例えば、明るい声だったら、お母さんも明るい声で話す。
ショボーンとして小さい声なら、こちらもショボーンとした声で。
興奮した調子なら、興奮気味に。

こんな風に合わせていきます。
がっかりした声やうなだれた姿勢など、ネガティブなものにも合わせていきます。落ち込んでる子を元気にしようと明るく話すと、「お母さんはわかってない..」と心を閉ざすこともありますね。

ペーシング

 

その結果は?

こうやって話を聴くと、まず娘の私への態度が変わってきました。
笑顔でたくさん話をしてくれるようになり、悩み事なども相談してくるようになりました。

モヤモヤしたことを話した後はスッキリし、悩みもアドバイスすることなくただ聴くだけで、しばらくすると娘自身で解決するようにもなりました。

また、娘が私の話を聴くようにもなりました。
疲れている時などは言葉がきつくなることもあるけれど、後で「さっきはごめんなさい」と謝ってくることも増えてビックリです。

私が謝ることもありますが、今ではお互いの出来事、それについての考えや思い、お互いに相手に伝えたい事などを話して、とても楽しく過ごしています。

 

まとめ

実は、この3つのテクニックを意識して話を聴くと、おのずと子どもの話を集中して聴き、よーく観察するようになっていきます。というより、作業しながらの片手間ではこの聴き方はできないのがポイントなんですね(笑)

お母さんが、子どもの話を否定せずにしっかり聴いてくれることは、子どもに「私はお母さんに受けいれられている」と言葉以外のメッセージとして伝わります。

もちろん、子どもの話全てに同意するということではなく、「あなたはそう思っているのね」と子どもの考えや思いを認める聴き方です。ただ認めることは、同意するのとは違います。

話を聴いた上で、お母さんの意見があれば「お母さんはこう思うよ~」「こんな感じがするなあ」とサラリと伝えるといいですよ。その時は反発されたとしても、信頼しているお母さんの意見として子どもの心に残ります。

今では、この3つのテクニックは意識しなくても自然にできるようになり、娘から「お母さんには安心して何でも話せる」「お母さんは私の気持ちをわかってくれる」とまで言ってもらえるようになりました。

性格的に口数の少ないお子さんもいるでしょうが、話す量に目を向けるよりも、たとえ言葉が少なくても、一回一回バックトラッキング、ミラーリング、ペーシングを丁寧に行うことが信頼を深めますし、次第にお子さんの口数も増えていきますよ。

とてもおススメの方法なので、ぜひやってみてくださいね♪

 

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