子どもが学校に行かない!お母さんが楽になる心の整え方(2)

こんにちは。子育てコーチの十河由紀です。
前回「子どもが学校に行かない!お母さんが楽になる心の整え方(1)」の続きです。

1.そんな自分がいるんだなと認める

繰り返しますが、
まずは「子どもが学校に行かないことを受け入れられない自分がいるんだな」と認めます。

もし、認めることができなくても、
「認めることができない自分がいるんだな」と認めます。

認めるというのは、
それが正しいと思わなければいけないということではなく、ただ、いるんだな、と思うだけでいいんです。

道端に黄色い草花がある、
テーブルの上にグラスがある、と気づく(認識する)。
それと同じことです。

コップがある

「こんな所にこんな草花があるなんて!」
とは思いませんよね。
「このグラスの存在を認めるべきかどうか?」とは普通は悩みません。

それと同じように
「こんな自分がいるんだな」で止めます。
まず、それを練習のつもりでやってみます。

「受け入れなくちゃいけない」
「でも、受け入れられない」の葛藤の中で、
固くなっていた心がほどけていきます。

存在を認める

 

2.イライラは自分が作っていることに気づく

例えば、
「昨日は子どもが学校に行くと言った」
「今朝はなかなか起きなくて、学校に行かなかった」
これは、単なる事実です。

えっ!?と思うかもしれませんが、
さっきの草花やコップと同じで、
日々起きている出来事の一つです。

そこに意味づけをしているのは、
実はあなた自身です。

学校に行かない
悪い事、残念な事、悲しい事、心配な事など

昨日は行くと言ったのに、今日行かなかった
子どもに裏切られた気持ち、やっぱりこの子は行けないんだ、このままずっと行けないかもしれない、将来引きこもりになるんじゃないかなど

=後の青文字はママの思いや意味づけです。

ママが意味づけをすることが悪いというのではなく、人は出来事に自動的に意味づけをするものなのだと知っておいてくださいね。

なので、イライラ・ガッカリはお母さん自身が作り出していることなのです。

びっくり

 

そんなこと言われても、イライラを自分ではどうすることもできないです

そうですよね。
そのお気持ち、よく分かります。

でも、ご自分の気持ちが「子どもが学校に行くかどうか」に振り回されるとしたら、辛くないでしょうか?

時間はかかるかもしれないけれど、
子どもの状態に振り回されずに、
自分の気持ちをコントロールできるようになるとしたらどうでしょう?

子どもの立場になってみると、
自分が学校に行っても行かなくても
お母さんが穏やかでいてくれたら
どんなに気持ちがラクになるでしょうか。

学校へ行かない子にとって
家が安心・安全の場であることの大切さは、もうお分かりだと思います。

何より、お母さん自身がとてもラクになりますよね。

次は、イライラの奥にある大切なことに気づき、意識が変わる方法です。
こちらを読んでくださいね。
これがラストです。

「子どもが学校に行かない!お母さんが楽になる心の整え方(3)」

 

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