落ちこんだり悲しくなる時は…
子育てで何か悩み事があったり
子どもとの関係がうまくいかずに
落ちこんだり悲しくなったりする体験
お母さんなら多かれ少なかれあるのではないでしょうか。
とくに、お子さんの不登校や行き渋りがある時は尚更です。
お母さんがちょっとしたことで涙が出たり
落ち込んでしまう時、
もしかしたら
「ない方」を見ているのかもしれません。
あれもできない。
これもできなかった。
できてたことができなくなった。
今日も学校に行けなかった。
勉強もやらない。
朝も起きない。
何が足りないのか
こんなこともできなかった、と
「ない」「なかった」を見つけるシステムが働いているんですね。
「ある」を見つける
でもね、
ちょっと見方を変えてみると‥
あれはできた。
できた日もあった。
あの日は学校に行った。
今朝はいつもより早く起きた。
昨日はドリルを1ページやった。
そんなふうに「あった」「できた」が
1個でも2個でも見つかってきませんか?
「ない」が目立っている時は
「ある」が見えなくなって
まるで、全部「ない」かのように捉えてしまいがち。
無理矢理にポジティブを見るのがいいと言っているわけではなくて
ネガティブなものを見つけるパターンから
事実をそのまま見るパターンに変える、ということです。
四つ葉も見つけようとしなければ見つかりませんよね。
当たり前ですね(^^;)
そこにある子どもの想い・がんばりを認める
「そういえば、あったなあ」と1個見つかると
連鎖反応で次々と「ある」が見つかってくると思います。
「これを、あるって思っていいのかな!?」
「こんなことくらいで…!」
という良い・悪いの判断はそこには必要ありません。
小さく思えるような一つ一つのこと。
その裏側には
その時その時を一生懸命頑張ったというお子さんがいるだけ。
周りの人達のサポートを受けながら
たぶん親が思ってる以上に自分と向き合いながら
ちょっとやってみようかな。。
そう思えた時に行動したお子さんがいたということです。
一つ一つの価値を大切にあつかう
学校に行かなくなったり
できていたことができなくなると
つい、できなくなった方に目が向いて
なんでだろう?
どうしたらできるようになるだろう?
そうやって悩むお母さんがほとんどです。
大切なお子さんのことですから、当然ですよね。
でも、その時に気をつけたいのは
やってること、できてることを過小評価したり
まるで、ないかのように扱ってしまわないこと。
学校へ行って、また行かなくなると
「たった〇日しかもたなかったわ」
「やっぱり続かなかったかぁ」
そんな風に見てしまうと
その時頑張った子どもが置き去りになってしまいます。
子どもは、やったことの価値を認めてもらえず
「どうせ…」
「自分はだめな子」
と、お母さんと一緒にネガティブな方を向いてしまいます。
これは、学校に行く行かないだけの話ではありませんよね。
やったこと、できたことを
どんなに小さな事でも一つ一つ認めて
その子の宝箱の中に大切に詰めていきましょう。
勇気を振り絞って
チャレンジしている子どもの背中を
よくやったね
頑張ったね
お母さんはちゃんと見てるよって
ポンポンとさすってもらったら
お子さんはどんなに嬉しいでしょうか!?
まとめ
今回は、子どもの不登校などで悩んでいる時には「ない方を見る」パターンになりがちなこと、
小さなことでも「やった・できた」を見つけて、その裏にある子どもの想いや頑張りを認めていくというお話でした。
伝わりましたか?
これは、私自身が子どもの不登校を経験した中で、ある時腑に落ちたことです。
そして、「ない」と思っていた中にも、実はたくさんの「ある」があったのだなあと実感し、ただただ涙が流れて救われた気持ちになりました。
ちょっと言葉では説明するのが難しいのですが、わかる方もいらっしゃるのではと思います。
この記事が悩んでいるお母さんのお役に立てますように。
ありがとうございました。
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